

導入機器
高機能制御エルゴメータ

自転車に近いペダリング運動は、両下肢の交互運動を促します。
さらに、本機器は詳細な負荷量の調整や、脚力測定機能が備わっており、最適な運動量の調整のみならず、リハビリ後の効果判定にも使用されます。
さらに、本機器は詳細な負荷量の調整や、脚力測定機能が備わっており、最適な運動量の調整のみならず、リハビリ後の効果判定にも使用されます。
エビデンス
発症後3ヶ月以上経過し、下肢の機能が十分ではなく歩行が困難な脳卒中片麻痺患者に対し、快適速度のエルゴメータートレーニングを実施したところ、トレーニング実施中には非麻痺側に類似した麻痺側下肢の筋の活動が得られた。また、この筋活動の増強はトレーニング実施後にも認められ、少なくとも30分はトレーニング効果が持続した。
Fujiwara T, Liu M, Chino N. Effect of pedaling exercise on the hemiplegic lower limb. Am J Phys Med Rehabil. 2003 May;82(5):357-63.
発症後6ヶ月以上経過した脳卒中片麻痺患者に対し、エルゴメータートレーニングを週3回、8週間継続したところ、6分間歩行テストにおける距離の延長を認めた。
Linder SM, Davidson S, Rosenfeldt A, Lee J, Koop MM, Bethoux F, Alberts JL. Forced and Voluntary Aerobic Cycling Interventions Improve Walking Capacity in Individuals With Chronic Stroke. Arch Phys Med Rehabil. 2021 Jan;102(1):1-8.
パーキンソン病患者に対し、高強度のエルゴメータートレーニングを週3回、8週間継続したところ、快適速度のエルゴメータートレーニング施行後と比較して、歩行機能に加え、パーキンソン病の運動障害である振戦、強直、動作緩慢、姿勢制御において改善を認めた。
Ridgel AL, Vitek JL, Alberts JL. Forced, not voluntary, exercise improves motor function in Parkinson's disease patients. Neurorehabil Neural Repair. 2009 Jul-Aug;23(6):600-8.